コエンザイムの効能は?

コエンザイムQ10の3つの効能

コエンザイムQ10はミトコンドリアのエネルギー生産効率を高めることで、体の健康礎に貢献しています。
そんなコエンザイムQ10には大きく3つの効能があります。

コエンザイムQ10の効能

  • 代謝UP
  • 心機能UP
  • 活性酸素除去

では、これら3つの効能はコエンザイムQ10のどのような働きによってもたらされるのでしょうか?

代謝UP

人の体は約60兆個もの細胞で成り立っており、その細胞内に存在するミトコンドリアにコエンザイムQ10が存在しています。
ミトコンドリアは一つの細胞の中に100~2000個ほど存在している器官で、食事から摂り入れた栄養(脂質、糖質、たんぱく質など)をエネルギー源としてATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを作ります。
私たちの体は、食事から摂り入れた栄養をミトコンドリアがATPに変換することで初めてエネルギーとして使用できるようになっています。
正常に体を動かすためにはATP、つまりエネルギーが必要不可欠です。
そのために重要な働きを担っているのがコエンザイムQ10です。
コエンザイムQ10はATPの生産効率を高めることで、エネルギー生産量を促進します。
コエンザイムQ10によってATPの生産が活発になると細胞が活性化しますので、代謝が活発になります。

代謝UPのメリット

脂肪燃焼効果UP

代謝が促進されると、脂肪燃焼効果も上がります。
脂肪燃焼効果が上がると、身体は痩せやすく太りにくくなります。

美肌促進

代謝が促進されると、新陳代謝も活発になります。
新陳代謝が活発になると肌のターンオーバーも正常化しやすくなりますので、シミやそばかすの原因となるメラニン色素を排出しやすくします。
また、ターンオーバーが正常化すると肌のバリア機能も高まりますので、紫外線や乾燥などの刺激から肌を守り、シワやたるみなどを予防します。

免疫力UP

代謝が促進されると血液循環が良くなります。
血液は酸素や栄養を細胞に運ぶだけでなく、体内で作った熱を全身に伝える働きもありますので、血液循環が良くなると体温も上がります。
体温は1℃下がると免疫力が約30%も下がるといわれていますので、体温を維持・向上することは免疫力UPにも繋がります。
免疫力が上がると風邪やインフルエンザにかかりにくくなるだけでなく、あらゆる病気や疾患を予防します。
また、代謝が上がり血行が良くなると末端まで血液が行き渡るようになり、冷え性の予防・改善にもなります。
さらに体が温まり筋肉の緊張がほぐれることで、肩こりや首こりも予防・改善します。

自律神経の乱れを予防・改善

代謝が落ちると新陳代謝も低下し、自律神経を乱しやすくします。
自律神経が乱れると、疲労回復が遅れたり、眠れなくなったり、血行不良に陥り肩こりや腰痛に悩まされたり、ホルモンバランスが崩れたりします。
さらには自律神経失調症やうつ病などの病気を引き起こすこともあります。
代謝が促進されると新陳代謝も活性化しますので、自律神経の乱れを予防・改善へと導きます。

心機能UP

体のエネルギーとなるATPが最も多く存在している場所が心臓です。
心臓はコエンザイムQ10濃度が非常に高い部位ですので、他の部位よりもコエンザイムQ10の影響が大きいといえます。
コエンザイムQ10は体のエネルギーとなるATPの生産効率を高めることで、筋肉や臓器を動かすためのエネルギーづくりのサポートをしていますので、心臓のコエンザイムQ10濃度が下がると心機能が低下します。
実際、心機能が低下している心不全患者の心臓のコエンザイムQ10濃度は健康体よりも低いことが判っています。
しかし、心臓のコエンザイムQ10濃度が上がれば、心臓のエネルギー生産効率を上げることで、心機能がUPするとも考えられます。

心機能UPのメリット

体調不良を予防・改善

心臓の主な働きは血液を全身に送ることにありますので、心機能がUPすると血液量が増えたり、血液循環が良くなったりします。
血液は酸素や栄養を供給するだけでなく二酸化炭素や乳酸などの老廃物の回収も行っていますので、血液量が増え、血液循環が良くなると老廃物の蓄積を防ぎます。
酸素や栄養が全身に運ばれると細胞の再生や修復がスムーズになり、老廃物の蓄積を防ぐことで綺麗な血液が全身を巡ります。
これにより、酸素や栄養不足、老廃物の蓄積による様々な体調不良を予防・改善へと促します。

腎機能UP

心機能がUPして血液量が増えると腎臓の働きが活発になります。
腎臓の主な働きは尿をつくることにありますので、腎臓の働きが活発になると毒素や老廃物の排出がスムーズになります。
毒素や老廃物の排出がスムーズになるとデトックス効果が高くなりますので、疲労回復がスムーズになったり、新陳代謝がUPしたりといった様々なメリットがあります。

活性酸素除去

本来、活性酸素は体内に侵入してきた病原菌やウイルスなどを撃退する働きを持っているのですが、ストレスや紫外線、喫煙などによって活性酸素が増えすぎると健康な細胞をも酸化させて傷つけます。
増え過ぎた活性酸素は、肌の老化現象を進めたり、血管を衰えさせたり、生活習慣病を引き起こしたりと体のあらゆる部位で様々な不調を引き起こします。
コエンザイムQ10には増え過ぎた活性酸素を除去する抗酸化作用が備わっています。
さらに、コエンザイムQ10は同じ抗酸化作用を持つビタミンEやビタミンCの働きをサポートする作用も持っていますので、より強力な抗酸化作用が期待されているのです。

活性酸素を除去するメリット

肌老化を抑制

増えすぎた活性酸素は健康な細胞をも酸化させます。
健康な細胞が酸化すると、肌はシワやシミ、たるみ、ほうれい線を発症、悪化させます。
活性酸素を除去することで、このような肌老化を抑制します。

ヘアトラブルの予防・改善

過剰に発生した活性酸素はヘアサイクルの乱れを引き起こします。
ヘアサイクルが乱れると、抜け毛や薄毛などを引き起こすリスクを高めます。
活性酸素を除去することで、ヘアサイクルの乱れを防ぎ、ヘアトラブルの予防・改善へと促します。

病気の予防・改善

活性酸素によって健康な細胞が傷つくと、あらゆる臓器や組織にも影響を及ぼします。
体の臓器や組織の働きが低下すると、心筋梗塞や動脈硬化などの生活習慣病を引き起こすリスクを高めます。
また、活性酸素はガン細胞の増殖を促すこともわかっていますので、活性酸素が増え過ぎるとガンの発症、または悪化につながると考えられています。
ほかにも、活性酸素はうつ病をも引き起こします。
人の体は強いストレスを感じるとストレスから体を守るために「コルチゾール」というホルモンを大量に分泌させます。
コルチゾールが分解される際、ヒドロキシルラジカルという活性酸素が大量に発生します。
ヒドロキシルラジカルが心を安定させる神経伝達物質「セロトニン」の分泌を低下させます。
うつ病の原因はセロトニン不足ともいわれていますので、セロトニンの分泌を低下させる活性酸素が間接的にうつ病を引き起こしているのです。
活性酸素を除去することは、生活習慣病やガン、うつ病など、様々な病気の発症や悪化を防ぐことにも繋がるのです。

このように、コエンザイムQ10が持つ3つの効能はあらゆる効果が期待されています。
しかし、体内で生成されるコエンザイムQ10は年齢とともに減少していきます。
コエンザイムQ10が減少すると、コエンザイムQ10が持つ3つの効能も低下していきています。
コエンザイムQ10が持つ効能を十分に発揮するためには、コエンザイムQ10を補うことが大切です。
コエンザイムQ10はサプリメントから手軽に摂れますので、失われゆくコエンザイムQ10を補って、年齢を重ねても健康を維持しましょう。

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