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コエンザイムQ10にはどんな効果がある?

コエンザイムQ10の働き

人が活動するためのエネルギーATP

人の体は約60兆個もの細胞で成り立っています。
それらの細胞一つの中には、エネルギーを作り出すミトコンドリアが100~2000個も存在しています。
ミトコンドリアは食事から摂り入れた脂質や糖質などのエネルギー源をATP(アデノシン三リン酸)という物質に変換します。
つまり、このATPこそが人が活動するために欠かせないエネルギーなのです。
ですから、ATPの生産量が減少すると体内はエネルギー不足に陥り、疲れやすくなったり、代謝が落ちて太りやすくなったり、新陳代謝が低下してターンオーバーが滞ったり、身体のあらゆる部分で不調が生じます。

コエンザイムQ10はATPの生産効率を高める

生命維持活動だけでなく、健康を維持するためにはATPの生産量低下を防ぎ、ATPの生産効率を高めることが大切です。
そこで、重要な鍵が握る存在が「コエンザイムQ10」です。
コエンザイムQ10がなくともミトコンドリア内でATPは生成されるのですが、コエンザイムQ10がないとATPの生産効率が非常に悪くなります。
加齢によってATPの生産効率は悪くなるのですが、その理由は加齢とともに体内で生成されるコエンザイムQ10量が減少していくからともいわれています。
ですから、コエンザイムQ10を積極的に摂ってATPの生産効率を高めることが大切なのです。

コエンザイムQ10を補充するとどんな効果が期待できるのでしょうか?
コエンザイムQ10の働きは大きく2つあります。
一つは上記でも述べた、エネルギーの生産効率を高める働きです。
そしてもう一つの働きが活性酸素の除去です。
これらの働きがもたらす効果を2つの章に分けてご紹介します。

コエンザイムQ10の効果〈1〉エネルギー産生

痩せやすく太りにくい体になる

コエンザイムQ10を補充するとエネルギー生産効率が上がります。
エネルギー生産効率が上がると、細胞の働きも活発になります。
細胞の働きが活性化されると、代謝が上がり、脂肪燃焼効果が高くなりますので、痩せやすく太りにくい体になります。

冷え症、むくみの改善

代謝が落ちると体温も上がりづらくなり、冷え性やむくみなどを引き起こします。
コエンザイムQ10には代謝を高める働きがありますので、体温が高くなり、血行も良くなります。
血行が良くなると体は温かくなり、冷え性やむくみの改善に繋がります。

疲労回復、体力UP

コエンザイムQ10を補充することによって代謝が上がり、血行不良が改善されると、老廃物や疲労物質が溜まることなく排出もスムーズに行われます。
疲労物質が排出されやすい環境をつくることによって、疲れが溜まりにくくなるだけでなく、疲労回復も早くなります。

また、コエンザイムQ10は筋肉細胞の代謝も活性化しますので、筋力UPをサポートし、体力の向上を促します。

肌トラブルの予防

代謝が落ちると、肌のターンオーバーも滞りやすくなります。

ターンオーバーが滞ると肌トラブルを招く

ターンオーバーが滞ると古い角質が上手く排出されず、肌表面に長期間留まってしまうことで肌のくすみやシミなどを引き起こします。
また、ターンオーバーが滞ることで古い角質は硬くなり、乾燥を招きやすくします。
肌が乾燥すると、シワやシミができやすくなるだけでなく、バリア機能も低下しますので、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルのリスクを高めます。

コエンザイムQ10は代謝を高めることで肌のターンオーバーを正常化へと促しますので、様々な肌トラブルを防ぎつつ、継続的に摂ることで肌にハリ、ツヤ、潤いをもたらします。

抜け毛、薄毛予防
髪の健康には血流が大切

髪の毛も人の身体と同じく、健康な状態を維持するためには酸素と栄養が必要不可欠です。
しかし、髪の毛をつくる毛母細胞に酸素や栄養を届けるのは血液ですので、どんなにたくさんの栄養を摂取しても血液の流れが悪ければ髪の毛や毛母細胞には届きません。

コエンザイムQ10は代謝を高めて血行を促進する働きがありますので、摂り入れた栄養や酸素をしっかりと毛母細胞に届けます。
毛母細胞に酸素や栄養がしっかりと行き届くことで、正常なヘアサイクルが繰り返されます。
ヘアサイクルを正常化へと導くことは、ヘアサイクルの乱れによって起こる抜け毛や薄毛の予防に繋がります。

免疫力UP
体温が下がると免疫力が下がる

代謝が落ちて体温が下がると免疫力も低下します。
人の体温は1℃下がると免疫力が約30%も低下するといわれています。
免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザだけでなく、生活習慣病などの病気を引き起こすリスクを高めます。

コエンザイムQ10には代謝を高めて体温の低下を防ぐ働きがありますので、免疫力の低下を防ぎます。
また、コエンザイムQ10を継続して摂ることで免疫力UPもサポートします。

コエンザイムQ10が持つ効果〈2〉活性酸素の除去

活性酸素は老化の原因

活性酸素は体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃する大切な免疫なのですが、体内で増えすぎると健康な細胞までも攻撃して傷つけます。
その結果、身体の細胞や組織が酸化して変質し、機能の低下を招いてしまうのです。
つまり、身体のあらゆる老化現象を引き起こしている原因の一つが活性酸素なのです。

コエンザイムQ10には増えすぎた活性酸素を除去する抗酸化作用が備わっています。
ここからは、コエンザイムQ10が持つ抗酸化作用がもたらす効果をご紹介します。
肌老化の予

活性酸素は肌老化の原因

活性酸素は肌の弾力性を保つコラーゲンを破壊します。
コラーゲンが破壊されると肌は弾力やハリを失い、しわやたるみを引き起こします。
さらに体内で活性酸素が大量に発生すると、活性酸素を除去するためにメラニン色素が分泌されます。
しかし、メラニン色素はしみやそばかすの素ですので、メラニン色素の分泌量が多くなればなるほどシミやそばかすができやすくなります。

コエンザイムQ10を摂って活性酸素を除去することで、肌のしわ、たるみ、シミ、そばかすを防ぎます。

生活習慣病の予防・改善
活性酸素は動脈硬化の原因

増え過ぎた活性酸素は脂質である悪玉コレステロールを酸化させます。
悪玉コレステロールが酸化すると、「過酸化脂質」という物質に変化します。
過酸化脂質は血管内に張り付いて、血管を狭くします。
その結果、動脈硬化が進み、高血圧や高血糖、心筋梗塞、脳梗塞などの発症リスクを高めます。

コエンザイムQ10の抗酸化作用によって活性酸素の増加を抑えることで、動脈硬化を予防することは、生活習慣病の予防・改善にも繋がります。

白内障の予防・緩和
活性酸素は白内障の原因

白内障とは水晶体が黄色や灰白色に濁ってしまう病気です。
白内障は放置するとやがて視力を失います。
白内症を引き起こす要因の一つが活性酸素です。
水晶体には活性酸素の刺激から目を守るビタミンCや酵素などが含まれているのですが、年齢とともに酵素やビタミンCが減少していき活性酸素の刺激に弱くなっていきます。
すると水晶体は活性酸素の刺激を強く受けるようになり、白内障を発症させてしまうのです。

白内障を予防・緩和するためには活性酸素の増加を抑制する抗酸化作用のあるものを積極的に摂ることが大切です。
コエンザイムQ10は単体でも抗酸化作用を持っていますが、同じく強い抗酸化作用を持つビタミンEをサポートする作用も持っていますので、非常に強い抗酸化作用が期待できます。

アルツハイマー型認知症の予防・緩和
活性酸素はアルツハイマー型認知症の原因

アルツハイマー型認知症の原因の一つは活性酸素だといわれています。
実際に、アルツハイマー型認知症の患者の多くが、脳の脂質が活性酸素によって酸化されてできる老人斑が多くあるそうです。

コエンザイムQ10の抗酸化作用によって脳神経細胞を酸化から守ることは、アルツハイマー型認知症の予防・緩和にも繋がります。

今回ご紹介した効果はほんの一部ですが、コエンザイムQ10には健康や美容に良い影響をもたらす様々な効果が期待されています。
しかし、コエンザイムQ10は非常に重要な役割を担っているにもかかわらず年齢とともに失われていきます。
老化を感じ始めた方はもちろん、病気ではないものの調子が悪くなる頻度が増えた方や、以前と比べて身体が思うように動かなくなったと感じている方にも、コエンザイムQ10の補充はおすすめですよ。

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