コエンザイムQ10は歯周病にも効果あり
歯周病は様々な病気を進行・悪化させる?
現在、若い人の中にも歯周病が多くなっています。
年齢を重ねてからはさらに歯周病のリスクが高くなり、現在はこの歯周病が様々な病気を進行させる、悪化させるのではないか?と注目されているのです。
例えば歯周病を患っている人の方がアルツハイマー病になりやすいとか、糖尿病が悪化する傾向にあるとか、さらには動脈硬化を促進してしまうなども言われているのです。
歯周病は歯の問題、口腔内だけの問題ではなく、全身に影響を与える病気なのだということがわかってきています。
歯周病とコエンザイムQ10の関係
日本人はどのくらいの方が歯周病になっているか?というと、なんと70%の方々が歯周病になっていると報告されています。
若い方よりも圧倒的に高齢者に歯周病患者さんが多いのですが、ここにコエンザイムQ10が深く関係しているのです。
あらゆる細胞に存在しているコエンザイムQ10は、加齢とともに減少していきます。
そのため、細胞自体が弱くなり歯周病にかかりやすくなってしまうのです。
歯周病の患者さんのコエンザイムQ10量は同年代の中でも血液内の濃度が低いと報告されています。
歯の健康ということを考えても、コエンザイムQ10はとても重要な成分ということがわかります。
勿論、コエンザイムQ10を積極的に摂取すると同時に、歯の健康についてしっかり向き合っていくということも必要です。
虫歯がなくても歯医者さんで定期健診を受けるようにすることも大切なことです。