※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ローヤルゼリーとはちみつの違いって?

ローヤルゼリーとはちみつの違い

ミツバチが花の蜜から作る蜜糖がハチミツであるのに対し、働き蜂の体内で作られる物質がローヤルゼリーです。
どちらも蜂が作っているものという点では同じですが、見た目も味も異なります。
今回は、ローヤルゼリーとはちみつの違いをご紹介します。

見た目

ローヤルゼリー

ローヤルゼリーは乳白色でクリーム状の物質です。

はちみつ

はちみつは黄金色でとろみのある物質です。

ローヤルゼリー

ローヤルゼリーの特有成分である「デセン酸」が多く含まれるローヤルゼリーほどに酸味が強く、独特な香りがあります。
はちみつのような甘みはほぼありません。

はちみつ

はちみつはおよそ80%が糖分ですので、しっかりとした甘みがあります。
はちみつは白砂糖よりも低カロリーでありながら、白砂糖の1.3倍もの甘みがあるといわれています。

成分

ローヤルゼリー

ローヤルゼリーにはエネルギー源となる脂質、糖質、タンパク質が含まれています。
さらに、ビタミンやミネラルもバランスよく含まれています。
はちみつよりも高タンパクで、ビタミンB群の含有率も高いのが特徴です。
また、ローヤルゼリーには特有成分であるデセン酸も含まれています。

はちみつ

ハチミツの主成分はブドウ糖と果糖です。
ブドウ糖は脳のエネルギーとなる唯一の栄養成分ですので、脳の活性化を後押しします。また、はちみつには80種類もの酵素、20種類以上のミネラル、アミノ酸、ビタミンなど、およそ150種類以上もの栄養成分が含まれています。

ローヤルゼリーとはちみつの効果

ローヤルゼリーの効果

動脈硬化の予防

ローヤルゼリーに含まれるパントテン酸は血中の悪玉コレステロール減らす働きがあります。
血中で増え過ぎた悪玉コレステロールは血管壁に蓄積して、血管を詰まらせたり、血液をどろどろにしたりして、動脈硬化を進行させます。
悪玉コレステロールを減らすことで動脈硬化を予防します。

また、ローヤルゼリーに含まれるデセン酸は血糖値を下げるインスリンと似た働きを持っています。
血糖値の高い状態が続くと、血管がダメージを受けて、血管壁が硬くなったり血管が細くなったりします。
すると、血管が詰まりを起こすようになり、動脈硬化を引き起こします。
ローヤルゼリーで血糖値の急上昇を防ぐことで動脈硬化を防ぎます。

免疫力UP

ローヤルゼリーに含まれるデセン酸には強い抗菌作用があります。
デセン酸の抗菌作用によって体内に侵入してきた細菌やウイルスを撃退します。
また、ローヤルゼリーに含まれるビタミン、ミネラルには免疫細胞を活性化させたり、新陳代謝を促すことで免疫力の低下を防いだりする働きがあります。
ローヤルゼリーで免疫力を強化することで、風邪やインフルエンザなどの感染症を予防します。

コレステロール値を下げる

血中のコレステロール値が高くなる一因に肝臓のリポタンパク質(脂肪)の過剰分泌があります。
ローヤルゼリーにはリポタンパク質の分泌を抑制する作用がありますので、血中のコレステロールの上昇を抑え、コレステロール値を下げるように働きます。

また、ローヤルゼリーに含まれるメチオニンは肝臓の解毒作用を助けることで肝機能を高める働きがあります。
さらに、ローヤルゼリーに含まれるイノシトールには、肝臓の脂肪の蓄積を防ぐ働きがあります。
ローヤルゼリーは肝臓の働きを強化することでも、コレステロール値を下げるように促します。

アンチエイジング

ローヤルゼリーには、若返りホルモンと呼ばれる「パロチン」と似た働きをする類パロチンが含まれています。
パロチンは肌細胞の新陳代謝を促すだけでなく、筋肉、内臓、骨、血管などの老化を防いでくれる成長ホルモンです。
アンチエイジングには重要なパロチンですが、25歳から減少していきます。
ローヤルゼリーには類パロチンだけでなく代謝を促すビタミン、ミネラルもバランスよく含まれていますのでローヤルゼリーを摂ることで、肌細胞の新陳代謝を活性化し、全身のアンチエイジングを促します。

更年期症状の緩和

女性は閉経前後になると女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急激に減少します。
これにより、女性ホルモンのバランスが乱れたり、それに伴って自律神経のバランスが崩れたりすることで更年期症状が起こります。
更年期症状を緩和するためには女性ホルモンのバランスを整えることが大切です。
ローヤルゼリーに含まれるデセン酸は体内に入るとエストロゲン受容体と結合して、エストロゲンと同じような働きをします。
エストロゲンの働きを補うことで、乱れたホルモンバランスを整え、更年期症状を和らげます。
また、ホルモンバランスが整うと、月経不順、月経痛、不妊などの改善にも効果的です。

はちみつの効果

抗菌・殺菌作用

はちみつの代表的な働きが殺菌作用です。
はちみつに含まれる豊富な糖分と、医療用具の消毒にも使用される「グルコン酸」には強い殺菌力があります。
強力な抗菌・殺菌作用と、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることから、軽いやけどや唇の荒れ、にきびや吹き出物、口内炎の改善に効果的です。

疲労回復効果

はちみつに含まれる豊富なブドウ糖は吸収率が早いエネルギー源です。
摂取した後すぐにエネルギー変換されますので、疲労回復はもちろん、集中力ややる気の向上に素早く効果を発揮します。

喉の炎症を抑える

はちみつには抗菌・殺菌作用がありますので、細菌やウイルスの侵入を防ぎます。
また、はちみつには保湿作用もありますので、喉の乾燥を守ることで、炎症を抑え、喉の痛みや咳を緩和します。
WHO(世界保健機構)でも、はちみつの咳止めの効果は認められています。

動脈硬化の予防

はちみつに含まれるカリウムには塩分濃度を調整する働きがあります。
体内の塩分濃度を調整することで高血圧を防ぎます。
血管に圧がかかった状態が長期間続くと、血管はダメージを受け、やぶれやすくなります。
その結果、動脈硬化を悪化させます。
はちみつは高血圧を防ぐことで、動脈硬化の悪化を予防します。
また、はちみつに含まれるコリンは血管を拡張させて血液の流れを促す働きがあります。
血液循環が良くなることで血栓やコレステロールの付着を予防し、動脈硬化を防ぎます。

美肌効果

はちみつには肌のターンオーバーを促すビタミン、ミネラル、アミノ酸が含まれています。
さらに、活性酸素を除去するポリフェノールも豊富に含まれています。
増え過ぎた活性酸素は肌にしみやそばかすを発生させるだけでなく、うるおい成分にダメージを与えて、肌のシワやたるみを引き起こします。
はちみつのポリフェノールで活性酸素を除去することで肌老化を防ぎ、美しい肌を維持します。

便秘の改善

はちみつには、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やす「グルコン酸」、善玉菌のエサになる「オリゴ糖」が含まれていますので、腸内環境を整えます。
便秘は悪玉菌が優位になって腸内環境が乱れることで引き起こされますので、善玉菌を増やすことで腸内環境を整え、便秘を予防・改善します。
また、はちみつには保湿作用がありますので、便に水分を与えることで便の排出を促します。

目的別にローヤルゼリーとはちみつを摂取!

味や見た目は異なるものの、ローヤルゼリーとはちみつはどちらもハチがつくったものですので、効果や効能は似ています。
しかし、得意な働きは異なりますので、自分が健康食品を摂る目的にどちらがより合っているかを判断して選びましょう。
ローヤルゼリーもはちみつも高い健康効果が期待されていますので、長期的に摂ることで生活の質が高まることでしょう。

あなたにオススメのコラムRecommend