しじみとオイスターソースは相性抜群
オイスターソースとは?
オイスターソースは、牡蠣を原材料とした調味料です。
中国の広東省が発祥の地で、牡蠣を塩茹でした際に出る煮汁からオイスターソースは作られています。
牡蠣特有のうまみ成分が多く、調味料として使われますが、うまみだけではなく、多くの健康効果のある栄養素が含まれています。
しじみとオイスターソースの相乗効果
しじみとオイスターソースに共通の栄養素は、ビタミンB12、亜鉛、鉄などがありますが、特にしじみとオイスターソースに多く含まれている栄養素はビタミンB12です。
しじみとオイスターソースを同時に摂ることでビタミンB12が不足することを防ぐことができます。
しじみの100gあたりのビタミンB12の含有量は、62.4μgです。
オイスターソースには、100gあたり2μgのビタミンB12が含まれています。
ビタミンB12の効果
ビタミンB12は、葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビンの生成を助ける働きがあるので、貧血予防に効果的です。
特に巨赤芽球性貧血を改善させる効果に期待ができます。
巨赤芽球性貧血とは、赤血球の元になる赤芽球が巨大化することで赤血球が死滅してしまう症状です。
しじみとオイスターソースには、ビタミンB12と協力関係にある葉酸も含まれていますから、貧血対策に尚良いです。
ビタミンB12は、末梢神経を構成する核酸やリン脂質を増加させることで神経を修復する働きがあります。
ビタミンB12が不足すると
ビタミンB12が不足すると悪性貧血、動脈硬化、口内炎、皮膚炎、下痢、神経障害、不眠症のリスクが高まります。
ビタミンB12は不足しにくい栄養素であると言われていますが、動物性食品に含まれていて、植物性食品には含まれていないので、ベジタリアンの人は注意が必要です。
しじみのオイスターソース炒めの作り方
しじみとオイスターソースを使った料理としてオススメなのが、しじみのオイスターソース炒めです。
簡単に作ることができますので、お酒のおつまみなどに最適です。
【作り方】
- 砂抜きしたしじみを用意します。
- フライパンに細かく刻んだニンニク、ネギ、ショウガを入れ香りが出るまで炒めます。
- しじみを入れ、軽く炒めます。
- 酒を大さじ3杯程度入れて、フライパンに蓋をしてしじみの口が開くまで蒸します。
- しじみの口が開いたらオイスターソースを加えて軽く炒めたら完成です。