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しじみとえのきには相乗効果がある

しじみとえのきの共通点はオルニチン

オルニチンを豊富に含む食材といえば、しじみが有名ですが、えのきもオルニチンを豊富に含んでいます。
オルニチンはオルニチンサイクルと呼ばれるアンモニアを代謝する回路で重要な役割をします。
オルニチンサイクルが正常に働き、有害なアンモニアを無毒化することによって肝機能が向上し、

  • 疲労回復効果
  • 美肌・美白効果
  • 二日酔いの防止効果
  • 睡眠障害の防止
  • 疲労臭の改善

などに期待ができます。

オルニチンは不足しがちな栄養素

オルニチンは体内でアルギニンを分解することで生成されますが、不足しがちな栄養素です。
特にお酒を飲む人は、オルニチンが不足する傾向があるので注意が必要です。
しじみとえのきを同時に摂取することでオルニチンの相乗効果が見込めますから、しじみとえのきは相性が良い食材であると言えます。

成分含有量

100mgあたりのオルニチン含有量は、しじみが10.7~15.3mgで、えのきが12mg程度です。

しじみもえのきもビタミンB群が豊富

ビタミンB群とは

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種類の総称です。
ビタミンB群は「代謝ビタミン」と呼ばれ、主にエネルギーを作る働きをしますから、私たちの体に必要な栄養素です。

えのきには、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸が豊富に含まれています。
しじみには、ビタミンB2、ビタミンB12、葉酸が多く含まれています。
しじみとえのきに共通して多く含まれているのは、ビタミンB2です。
ビタミンB2は、皮膚や髪、粘膜の健康を保つ働きがあります。
ビタミンB2が不足すると口内炎や肌荒れが起きることもあります。

また、ビタミンB群は、互いに助け合うことが多いですから、ビタミンB群のすべてが不足しないようにしなければなりません。
しじみとえのきを同時に摂取すると、多くの種類のビタミンB群を同時に摂れるので効果的です。

しじみとえのきは精神安定効果がある

しじみには、トリプトファンが含まれています。
トリプトファンは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの材料となりますから、精神安定効果があります。
また、しじみの肝機能向上効果により疲労感がなくなることで、精神安定効果につながります。

えのきには、GABAと呼ばれる交感神経の興奮を抑える神経伝達物質が含まれているので、同じく精神安定効果があります。
また、抗ストレスビタミンと呼ばれるパントテン酸も精神安定につながります。

まとめ

しじみとえのきは、共通する効果も多く相乗効果が見込めます。
料理としても相性が良く、しじみとえのきの味噌汁やパスタ、又は鍋の具材としてしじみとえのきを使うなど合わせやすい食材ですから、同時に摂取することをオススメします。

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