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ミネラル配合のコエンザイムQ10

ミネラルの働き

ミネラルは、たんぱく質・脂肪・炭水化物・ビタミンとともに人の生命維持に欠かせない5大栄養素の一つです。
人の体はおよそ4%のミネラルに支えられています。
4%と聞くと量としては少ないように思えますが、ミネラルは人の体の中では作り出すことができませんので食べ物から摂らなければなりません。
人の体に必要なミネラルは16種類存在します。
では、16種類のミネラルにはどのような働きがあるのでしょうか?

ナトリウム

ナトリウムには筋肉の収縮や弛緩を正常に保ったり、神経機能を正常に維持したりする働きがあります。
ですから、体内からナトリウムが欠乏すると、筋肉の収縮や弛緩が乱れ血液循環量が減ったり、それに伴ってだるさを引き起こしたりします。
また、ナトリウムは筋力の維持にも関わっていますので、欠乏することで筋力が低下し、体力の低下、基礎代謝の低下などを招く恐れがあります。
しかしながら、ナトリウムは食塩や醤油、みそなどに多く含まれていることから日本人の食生活において欠乏することはほとんどありません。
注意が必要なのは欠乏症ではなくむしろ過剰症の方です。
ナトリウムを過剰摂取すると高血圧や脳卒中などのリスクが高まりますので、塩分が多く含まれる食生活には注意しましょう。

マグネシウム

マグネシウムは約300種類以上もの酵素の働きを助けています。
カルシウムとも関わりがあり、その50%以上が骨に存在していることから丈夫な骨をつくるために欠かせないミネラルでもあります。
ほかにも、炭水化物、脂質、たんぱく質などのエネルギー効率を良くすることから、生活習慣病の予防・改善にも重要な働きを担っています。
そのため、マグネシウムが欠乏すると高血圧や心疾患などのリスクを高めます。
マグネシウムはストレスによって消費されますので、ストレスが強い方は欠乏症に注意が必要です。
ちなみに、マグネシウムは過剰摂取をしても汗や尿と一緒に排泄されますので、腎臓に何らかの障害がある方以外は過剰症の心配はありません。

リン

リンはそのほとんどがカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯を形成しています。
ほかにも、たんぱく質や脂質などと結合することで作られる細胞膜の「リン脂質」の材料としても欠かせません。
リン脂質はDNAなどの構成成分として細胞に存在しているだけでなく、脳の働きを正常に保つためにも大切な物質です。
リンが欠乏すると、歯や骨、筋肉が衰えやすくなったり、疲れやすくなります。
しかし、通常の食生活においてリンが欠乏することはなく、問題は摂取し過ぎることにあります。
リンを過剰摂取すると血中のリン濃度が高くなります。すると体内はミネラルバランスを保つために、カルシウムを減少させます。
カルシウムが減少すると骨密度が低下したり、肝機能が弱ったりしますので、リンが多く含まれるインスタント食品や清涼飲料水の摂り過ぎには注意しましょう。

カリウム

カリウムは約98%が細胞内液に存在しています。
体内のナトリウム濃度が上がると高血圧やむくみを招きますが、カリウムが余分なナトリウムを体外へ排泄してくれることでむくみや高血圧を防いでくれます。
しかし、カリウムはおよそ7割以上が尿として、残りは汗や便として排出されてしまいますので、汗をかきやすい方や利尿作用のあるもの(利尿剤、アルコール、コーヒーなど)を摂っている方はカリウム不足になりやすいといえます。
それ以外にも、体がむくみやすい方や血圧が高い方はカリウム不足の可能性がありますので、海藻類や大豆食品などカリウムが多く含まれているものを積極的に摂りましょう。

カルシウム

カルシウムと聞くと多くの方が、骨や歯を丈夫にするミネラルというイメージだと思います。
実際に、カルシウムの約99%は骨と歯に存在していますので、健康な骨や歯を維持したり、骨粗しょう症を予防したりする働きがあります。
あまり知られていませんが、カルシウムにはストレスを和らげる働きもあります。
ちなみに、カルシウムは体に最も多く存在するミネラルなのですが、最も不足しがちなミネラルでもあります。
というのも、カルシウムは非常に吸収率の悪いミネラルですので、食事からカルシウムを摂取しても体内に収率されるのは含有量の10~40%程度といわれているのです。
カルシウム不足を予防するためには、乳製品や大豆製品、海藻類などを積極的に摂るだけでなく、摂り過ぎるとカルシウムの吸収を阻害する「リン」が多く含まれた食品(スナック菓子、清涼飲料水など)の摂取に注意することが重要です。

クロム

クロムは体の様々な代謝に関わっているだけでなく、インスリンの働きをサポートする役割もありますので、血糖値や血圧、コレステロール値を下げるように働きかけます。
クロムの必要摂取量は少量ですので欠乏症になることはまずありませんが、過剰摂取が続くと睡眠障害や下痢などを引き起こす恐れがありますので、クロムが多く含まれる食品(海藻類、大豆製品など)の過剰摂取には注意が必要です。

マンガン

マンガンは主に代謝に関わる酵素の構成成分として働いています。
肝臓や腎臓に多く存在していることから、疲労回復を促したり、血糖値を下げたりする働きがあります。
他にも、生殖機能を維持したり、皮膚の代謝をサポートしたりする働きもあります。
マンガンはお茶や香辛料、大豆製品など幅広い食品に含まれていることから、欠乏の心配はありません。
また過剰摂取による健康被害の心配もない珍しいミネラルです。

鉄は赤血球のヘモグロビンの構成成分ですので、全身に酸素を運ぶことで貧血を予防する働きがあります。
また、鉄によって十分にヘモグロビンがつくられることで全身に酸素が行き渡り、疲労回復を助けます。
鉄が欠乏すると、血中のヘモグロビン量が減少します。ヘモグロビンが減少すると血液が酸素を十分に運ぶことができなくなり、貧血や頭痛、めまい、動悸、息切れなどを引き起こします。
また、全身に運ばれる血液量が少なくなることで、体温や免疫機能が低下する恐れがあります。反対に、鉄を過剰摂取すると、肝臓に鉄が溜まって肝硬変などを引き起こす可能性がありますが、鉄は吸収率が悪いので過剰症の心配はほとんどありません。

銅は鉄の吸収率を高めることでヘモグロビンの合成をサポートする働きがあります。
ですから、いくら鉄が十分にあっても銅が不足しているとヘモグロビンの合成率が下がり、結果的に貧血や体温の低下、免疫力の低下などを引き起こす恐れがあります。
また、銅の約50%は骨や筋肉に存在していますので、健康な骨づくりや筋肉量の維持にも関わっています。
カルシウムやカリウムなどと違ってあまり注目されないミネラルですが、銅は肌や髪の毛、体の成長に大切なミネラルの一つです。

亜鉛

亜鉛は正常な味覚を保つために欠かせないミネラルです。
また、新陳代謝をサポートする働きもありますので、肌や髪の毛の健康にも大切な役割を担っています。
男性の場合、前立腺に最も多くの亜鉛が存在していることから、生殖機能の健康維持にも重要なミネラルですので、不足すると精液の量が減ったり生殖機能が低下する恐れがあります。
女性の場合、妊娠中の胎児の発育に亜鉛は欠かせないミネラルですので、不足すると成長が遅れたり奇形児のリスクが上がります。
亜鉛が不足すると、胎児の成長不良や奇形を引き起こす危険があります
亜鉛も鉄と同じく吸収率が悪いので過剰症の心配はありませんが、不足すると様々な弊害を引き起こす恐れがありますので、亜鉛の吸収を阻害する「リン酸塩」が多く含まれているインスタント食品の過剰摂取には注意しましょう。

セレン

セレンは強い抗酸化作用を持つことで知られるビタミンEと似たような働きを持つミネラルです。
セレンは抗酸化作用を強化する役割を持つことから、活性酸素の増加による体の老化現象から体を守ります。
また、セレンは免疫力を高めることでガンの発症リスクや転移を防ぐともいわれています。
ほかにも、セレンは精子の量や運動率を維持するために重要な働きを担っていますので、欠乏すると生殖機能が低下する恐れがあります。
セレンは吸収率が良いので欠乏症の心配はほとんどありませんが、ほかのミネラルと比べて毒性が強いという性質がありますので、摂り過ぎには注意が必要です。
セレンは魚類や肉類に多く含まれていますが、サプリメントなどの過剰摂取などによっても過剰症(胃腸障害、嘔吐、下痢など)が起こりますので、男女ともに1日30㎍(マイクログラム)以下に抑えるようにしましょう。

モリブデン

モリブデンはまだ解明されていないことが多く、体内での働きも未知数なミネラルです。
現段階でわかっていることは、鉄が不足して起こる「鉄欠乏性貧血」を予防したり、糖質や脂質の代謝をサポートしたりする働きがあるということです。
モリブデンの吸収率は高いので欠乏しにくく、過剰に摂取しても尿と一緒に排泄されますので過剰摂取の心配もありません。

ヨウ素

ヨウ素の半分以上は甲状腺に存在しています。
甲状腺は基礎代謝を調節するホルモンですので、ヨウ素が十分にあることで基礎代謝を高めます。
基礎代謝が高まると新陳代謝も活発になりますので、皮膚や髪の毛の健康維持をサポートしたり、脂肪の蓄積を防いだりといった効果が期待できます。
人の体の成長や健康維持に欠かせないミネラルですので、妊娠中にヨウ素が欠乏すると、胎児に成長障害が起こったり甲状腺機能の低下による疾患が生じたりするリスクが上がります。
ヨウ素は海藻類に多く含まれているので海藻類を食べる日本人が欠乏症になることはあほとんどありませんし、必要量以上は体外へ排出されますので過剰症の心配もありませんが、
長期間過剰摂取を続けると甲状腺肥大などの症状のリスクが上がりますので注意しましょう。

硫黄

硫黄は肌を守るミネラルです。
というのも、硫黄は皮膚の健康を維持したり、肌の弾力性を保つコラーゲンを作ったり、糖質や脂質代謝を促したり、殺菌作用を持っていることからニキビや肌荒れを予防したりと、美肌を促す働きをいくつも担っているのです。
ほかにも、体内の有害なミネラルを排出したり、水虫を防いだりといった働きもあります。
通常の食事であれば硫黄の欠乏はほとんどありませんし、過剰症の心配もありません。
しかし、サプリメントなどで硫黄を摂取している方は過剰症の注意が必要です。
硫黄を過剰摂取すると嘔吐、めまい、動脈硬化などを引き起こす可能性があります。

塩素

塩素はたんぱく質の消化を促すことで消化・吸収をサポートする働きを担っています。
また、殺菌・消毒効果も高いので、体内の老廃物の除去にも役立ちます。
塩素が欠乏すると消化不良を引き起こしたりしますが、日本人の食生活においては過剰摂取の傾向があります。
しかし、塩素は過剰摂取しても尿や汗と一緒に体外へと排出されますので、過剰症の心配はほとんどありません。

コバルト

コバルトは他のミネラルのように単体では働かない唯一のミネラルです。
というのも、コバルトはミネラルなのですが、ビタミンB群の一つであるビタミンB12の構成成分として存在しているのです。
それ以外の働きはまだ解明されていません。
ビタミンB12には貧血を予防したり、集中力や記憶力を維持したりする働きがありますので、コバルトはその働きをサポートします。

このように、16種類のミネラルはそれぞれ単独で行動したり、他のミネラルと一緒に働くことで体の健康を維持しています。

ミネラル配合のコエンザイムQ10

コエンザイムQ10には組み合わせることで相互作用を発揮する相性の良い成分があります。
その一つがミネラルです。
ではなぜミネラルとコエンザイムQ10は相性が良いのでしょうか?

ダイエット効果

コエンザイムQ10はエネルギー生産効率を高める働きがあります。
エネルギー生産効率が上がると、細胞の働きも活発になりますので、代謝が上がり、脂肪燃焼効果が高くなります。
その結果、体は痩せやすく太りにくくなります。
ミネラルにも、基礎代謝を上げたり、細胞の働きを活発にする働きがありますので、コエンザイムQ10と組み合わせることでより代謝が活発になります。
また、代謝が上がることで体温も上がりますので、冷え性やむくみなどの予防にもなります。
ミネラルには代謝を上げるだけでなく、血行を促したり、余分な水分や疲労物質を排出する働きがありますので、冷え性やむくみの予防・改善には非常に効果的です。
冷え性やむくみはダイエットを妨げる要因ですので、冷え性やむくみを予防することで、ダイエットを成功へと導きます。

美肌効果

コエンザイムQ10は代謝を高めることで肌のターンオーバーを正常化へと促します。
ターンオーバーが正常に行われることで、様々な肌トラブルを防ぎつつ、継続的に摂ることで肌にハリ、ツヤ、潤いをもたらします。
ミネラルにも新陳代謝を促す働きがありますので、一緒に摂ることで、ターンオーバーの乱れを予防・改善へと導きます。
また、ミネラルにはニキビや肌荒れを予防・改善する働きもありますので、健康な肌づくりには大切です。
ほかにも、コエンザイムQ10は肌の弾力性を保つコラーゲンを破壊する活性酸素を除去する働きもあります。
肌はコラーゲンを失うとハリ、弾力が低下してしわやたるみを引き起こします。
さらに体内で活性酸素が大量に発生するとメラニン色素の分泌量も多くなりますので、シミやそばかすも多くなります。
コエンザイムQ10によって活性酸素を除去することはシミやそばかすの予防にも繋がります。
ミネラルにも抗酸化作用をサポート、強化する働きがありますので、コエンザイムQ10とミネラルを一緒に摂ることでより高い抗酸化作用が期待できます。

免疫力UP効果

人の体温は1℃下がると免疫力が30%も低下するといわれていますので、代謝が落ちて体温が下がると免疫力も低下します。
免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの体調不良から、高血圧や高血糖などの生活習慣病を引き起こすリスクを高めます。
コエンザイムQ10とミネラルには代謝を高めて血行を促す働きがあります。
血行が良くなると体温も上がりますので、免疫力の低下を防ぎます。
また、ミネラルには免疫力を維持し、高める働きもありますので、コエンザイムQ10と一緒に摂ることで免疫力の強化を促します。

このように、ミネラルとコエンザイムQ10は組み合わせることでそれぞれが持つ効果をより高めると期待されています。
健康的にダイエットを成功したい方、健やかで美しい肌を手に入れたい方、風邪や病気になりやすい方、ミネラル不足を感じている方もミネラル配合のコエンザイムQ10の摂取がおすすめですよ。

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