すっぽんで高血圧解消

すっぽんで高血圧が解消できる

滋養強壮や疲労回復に効果があり、古くから万能の漢方薬としても用いられているすっぽん。
実はすっぽんには、日本人の多くの人々を悩ませる高血圧を解消する効果があるのをご存知ですか?
今回は、すっぽんで高血圧を解消できる理由についてお話します。

高血圧とは

血圧とは、血液が流れる時に血管の壁にかかる圧力のことです。
血管は、平滑筋という筋肉でできています。
何らかの原因で血液が膨張したり、心臓から血液を押し出す力が強くなったりすると血管の壁に圧力がかかり、筋肉が押し戻そうとするので血圧が高くなります。
血圧は、その時々の身体の状態で上下します。
そのため、一般に高血圧と呼ばれるのは、安静時に、心臓が収縮し血液を送り出した時の収縮期血圧が140mmHg、心臓が拡張した時の拡張期血圧が90mmHgのどちらか一方が上回っている状態です。

高血圧の原因

私たちが高血圧になる原因は様々です。
一般に多い高血圧の原因は、以下の通りです。

塩分の摂り過ぎ

高血圧の原因というと、まず頭に浮かぶのは塩分の取り過ぎです。
食塩のナトリウムは体内で水分を保持する作用がある必須ミネラルで、血液中にナトリウムが増えると血中の水分量が増えて膨張し、血圧が高くなります。

肥満

肥満は血中の中性脂肪や、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの分泌を増やします。
また、肥満になると血糖値を下げるインスリンへの反応が悪くなり高血糖を引き起こします。
その結果、ドロドロの血液になり血流が悪化します。
そのため、心臓でより強い血液を送り出す力が必要になるので、血圧が高くなります。

ストレスや過労

ストレスや過労は、自律神経で活動を司る交感神経が活性化してしまいます。
交感神経が活性化すると、交感神経の末端や副腎からカテコラミンやコルチゾールといった血圧を高めるホルモンが分泌され、血圧が高まります。

睡眠不足

睡眠中は自律神経で休息を司る副交感神経が優位になり、血管が弛緩するので血圧が下がります。
しかし睡眠不足だと、睡眠を促して血圧を下げる脳内ホルモンのメラトニンの生産力が低下し、同時に交感神経が亢進するので血圧が高くなります。

喫煙

喫煙すると末梢の毛細血管が収縮し、毛細血管まで血液を送り届ける強い力が必要になるので血圧が上がります。

高血圧による病気のリスク

高血圧の状態が長く続くと、血管に圧力がかかった状態が続くことになります。
血管は筋肉なので緊張状態が続くとやがて硬くなり、動脈硬化を発症します。
動脈硬化となった血管は非常に脆く、何かの拍子で血管が破裂するとくも膜下出血や脳梗塞、心筋梗塞、心不全、腎不全、眼底出血などを発症します。

すっぽんの栄養で高血圧を改善する

すっぽんは高たんぱくで低カロリーの健康食品で、各種アミノ酸を豊富に含有しています。
また、ビタミンB群をはじめとした各種ビタミン、亜鉛や鉄などのミネラルも豊富です。
すっぽんが含有する栄養素は、肥満やストレス、過労などが原因で引き起こされる高血圧対策に非常に有効です。
すっぽんのどの栄養素が高血圧対策になるのか、詳しくお話します。

ビタミンB群で肥満を解消し血圧を下げる

肥満で高血圧になるのは、肝臓に蓄積された脂肪が原因です。
肝臓で脂肪の燃焼に効果を発揮するのが、すっぽんに豊富なビタミンB群です。
ビタミンB群は、肝臓で糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素をネルギーに代謝※1する際に補酵素として作用する栄養素です。
ビタミンB群が不足すると三大栄養素はエネルギーに代謝されず、脂肪として肝臓に蓄積され中性脂肪やLDLコレステロールの分泌を増やします。
すっぽんは主に糖質を代謝するビタミンB1、主に脂質を代謝するビタミンB2、三大栄養素を代謝し体内のエネルギー生産の6割に関与するナイアシンが豊富です。
※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変えること。
すっぽんでビタミンB群を摂取すると、三大栄養素をエネルギーに代謝する肝臓の機能が活性化し、肝臓に蓄積する脂肪が減少します。
その結果、血中の中性脂肪やLDLコレステロールが減少し、インスリンの作用も向上するので、ドロドロの血液がサラサラになり、血圧が低下します。

アミノ酸で疲労回復し血圧を下げる

すっぽんは、各種アミノ酸が豊富な食品です。
アミノ酸は体内に吸収されると、体に必要なたんぱく質に再合成されるばかりではなく、単独で体の各機能に作用する遊離アミノ酸としても使用されます。
すっぽんが含有するアミノ酸の中でも、非必須アミノ酸のアルギニンとアスパラギン酸は遊離アミノ酸として作用し、疲労回復効果が特に高い栄養素です。
アルギニンもアスパラギン酸も、体内に発生した有害な疲労物質のアンモニアを無毒化する際に必要不可欠な成分です。
アンモニアは肝臓に運ばれ、肝臓の尿素回路で無毒な尿素に代謝されますが、加齢やストレスなどで肝機能が低下するとその処理が間に合わず、肝臓に集められたアンモニアが原因で肝機能が低下します。
アンモニアが体内に充満すると、肝臓のエネルギー生産力が低下し、脳の神経細胞を麻痺させるので疲労の原因となります。
すっぽんに豊富なアルギニンとアスパラギン酸を摂取すると、尿素回路が活性化して体内に溜まったアンモニを無毒化し、肝機能を高め、脳の神経細胞も正常化するので疲労が回復します。
その結果、肉体的な疲労による自律神経の乱れが改善し、血圧が下がります。

脳内ホルモンを生産し血圧を下げる

人はストレスを感じると脳内で20種類の脳内ホルモンが生産され、ストレスと対抗します。
脳内ホルモンには交感神経を優位にする興奮性の脳内ホルモンと、副交感神経を優位にする抑制性の脳内ホルモンが存在します。
血圧を下げるには副交感神経を優位にする必要があり、抑制性の脳内ホルモンで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、鎮静効果のあるGABAの分泌が必要です。
しかし、これらの脳内ホルモンは加齢とともに分泌量が減少するので、その生産に必要な栄養素を十分に摂取する必要があります。
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファン、GABAは非必須アミノ酸のグルタミン酸が必要で、さらにビタミンB6の作用も必要です。
すっぽんはトリプトファンやグルタミン酸、ビタミンB6を含有しているので、脳内でセロトニンやGABAの分泌が増えてストレスが緩和し、副交感神経が優位になるので血圧が下がります。

睡眠不足を解消し血圧を下げる

睡眠不足は「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンの生産不足や、神経細胞内のカルシウム不足などが挙げられます。
メラトニンは日中に生産されたセロトニンの量で決まるので、すっぽんでトリプトファンとビタミンB6を補うとメラトニン不足が解消できます。
また、神経細胞内でカルシウムが不足するとイライラが募り、睡眠時間が短くなることが知られています。
すっぽんの肉にはカルシウムがほとんどありませんが、すっぽんをまるごと加工したサプリメントであれば骨も配合されているのでカルシウムが補えます。
さらに、すっぽんが豊富に含有する非必須アミノ酸のグリシンは、睡眠の際に深部体温を下げて入眠を促し、睡眠中は脳の休息時間であるノンレム睡眠の時間を長くする作用があります、 すっぽんを摂取すると、質の良い睡眠が得られるので疲労やストレスが解消し、副交感神経が優位になり、血圧が下がります。

まとめ

高血圧は一般に知られている塩分の摂り過ぎ以外に、肥満や疲労、ストレス、睡眠不足、喫煙などでも発生し、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞など命に係わる病気の引き金となります。

すっぽんは肥満や疲労、ストレス、睡眠不足などで引き起こされる高血圧に対して有効に作用し、血圧を下げる効果を発揮します。
すっぽんに豊富なビタミンB群が肥満を解消し、ドロドロの血液をサラサラにして血圧を下げます。
また、すっぽんのアルギニンやアスパラギン酸が疲労を回復して自律神経を正常化し、トリプトファンやグルタミン酸が抑制性の脳内ホルモンを生産して副交感神経を優位にし、血圧を正常化します。
さらに、すっぽんにより睡眠ホルモンのメラトニンの量が増え、グリシンによって質の良い睡眠が得られるのでストレスや疲労が解消し、自律神経が回復するので血圧が下がります。

すっぽんの様々な栄養素が詰まったサプリメントなら毎日手軽に摂取できるので、高血圧解消にとても有効な手段となります。

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