すっぽんで指先やつま先の肌荒れを防ぐ

すっぽんは指先のぱっくり割れを防ぐ

いつの間にかできている指先やつま先のぱっくり割れ。
特に冬場など乾燥で指先が冷たくなると、いつの間にか指先の皮が割れズキズキ痛い経験をしている方もきっと多いでしょう。
特に水仕事の多い女性は、日々指先の肌荒れと戦っているといっても過言ではありません。

すっぽんは、食べると翌朝肌がプルプルになることで、美肌実現の人気食品です。
美肌に効果のあるすっぽんは、指先の肌荒れにも効果があるのでしょうか?
今回は、すっぽんと指先の肌荒れ対策の関係についてお話します。

指先の肌荒れの原因

指先の肌が荒れ、ぱっくり割れてしまう原因は
(1) 血行不良
(2) 皮脂の分泌不足
(3) 乾燥による皮膚の角質化
が、主な原因です。

指先の肌荒れの原理

指先やつま先は体の器官の末梢なので血液を送り出す心臓から最も遠く、血行が悪くなると指先やつま先の毛細血管まで血液が届かなくなります。
毛細血管に栄養や酸素を運ぶ血液を送り肌の健康を保ちますが、血行が悪化すると肌の健康が保てず肌荒れが生じます。

また、肌を乾燥から守る皮脂の原料の中性脂肪は肝臓で生産されます。
そして、血液を通じて毛細血管まで運ばれ、皮膚の皮脂腺から分泌されます。
血行が悪化すると、中性脂肪が指先やつま先の毛細血管まで届かず皮脂の分泌が不足し、皮膚が乾燥して肌荒れが生じます。
さらに、皮脂の分泌不足や水仕事などで表皮を覆う皮脂の油膜が無くなると、皮膚の角質層が乾燥で硬くなり、裂けやすくなります。

すっぽんの栄養で指先やつま先の肌荒れを防ぐ

指先やつま先の肌荒れは、血行不良で皮脂の分泌が不足し、肌の角質層を乾燥から保護できなくなるのが原因です。
すっぽんは低カロリーで高たんぱくな食品で、特にコラーゲンが豊富なので各種アミノ酸を多く含有しています。

また、ビタミンB群をはじめとした各種ビタミンや、鉄や亜鉛と言ったミネラル、必須脂肪酸なども豊富です。
すっぽんのどのような栄養素が血行を良くし、指先の皮脂の分泌を促進するのか、詳しく見ていきましょう。

すっぽんで血行促進

血行不良の原因

血行が悪くなるのは、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール、高血糖の原因となるグルコース(ブドウ糖)などで血液がドロドロになるのが原因です。
これらの成分の代謝を行うのが、「生体の化学工場」と呼ばれる肝臓です。
肝臓は、エネルギーの生産や解毒、各種たんぱく質や酵素の生産など、生命維持のための様々な役割を担います。

肝臓は糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素を代謝※1してエネルギーを生産し、余った栄養は脂肪として肝臓に蓄積されます。
加齢やストレス、生活習慣の乱れなどで肝機能が低下すると、肝臓のエネルギー代謝能力が低下し、脂肪の蓄積が増大します。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、異なる性質の物質に変えること。

肝臓に脂肪が蓄積すると、脂質を原料に肝臓で合成される中性脂肪やLDLコレステロールの分泌が増大し、血液がドロドロになります。
また、脂肪の蓄積による肥満が原因で、血糖値を下げるインスリンの効果が薄れると、血中にグルコースがいつまでも残るため血液がドロドロになります。

すっぽんのビタミンB群で脂肪を減らす

すっぽんは、ビタミンB群が豊富な食品です。
ビタミンB群は三大栄養素をエネルギーに代謝する際に補酵素として作用する栄養素で、不足すると脂肪の蓄積が増大します。
すっぽんは主に糖質を代謝するビタミンB1、主に脂質を代謝するビタミンB2、三大栄養素を代謝し体内のエネルギー生産の6割に関与するナイアシンが特に豊富です。

すっぽんを摂取すると、これらのビタミンB群の作用で三大栄養素のエネルギー生産力が向上し、肝臓への脂肪の蓄積が減少します。
その結果、肥満が解消され、中性脂肪やLDLコレステロールの分泌も減少します。インスリンの効果も改善して血中の糖質も減少するので、血液がサラサラになり血行が促進されます。

すっぽんのビタミンEや必須脂肪酸も血行を促進

すっぽんは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質であるビタミンEや、青魚に多く含まれる必須脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富です。

ビタミンEや必須脂肪酸が血行促進する仕組み

ビタミンEは血中の中性脂肪やLDLコレステロールに入り込むことで酸化を防ぎ、血管内壁に付着し血流を悪くする血栓の予防を行います。

また、EPA・DHAは融点が低く常温では固形化しない脂肪酸で、EPA・DHAが血中に増加すると、逆に血中の中性脂肪やLDLコレステロールが減少します。
さらにEPA・DHAは脂肪細胞内で脂肪を燃焼する褐色細胞を増やす作用もあり、体内の脂肪も減少します。
この結果、ドロドロの血液がサラサラになるので血行が促進されます。末梢の毛細血管まで血液が流れ、栄養や酸素が行き渡るので指先やつま先の肌荒れを防ぎます。

すっぽんのビタミンB2で皮脂の分泌を調整

ビタミンB2が不足すると乾燥肌になる

皮脂と言うと、オイリー肌や体臭の原因になるので忌み嫌う方が多いと思います。
しかし、本来は肌の角質層を乾燥から守るという、重要な役割を担う成分です。
皮脂の主成分はトリグリセリドと呼ばれる中性脂肪で、血中の中性脂肪もほとんどがトリグリセリドです。

この中性脂肪の調整を行っているのが、脂質を代謝するビタミンB2です。
ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康を保つ役割があり、不足すると皮脂の分泌が減少し乾燥肌になります。

すっぽんでビタミンB2を摂取すると、皮脂の分泌が正常化し、指先やつま先を乾燥から守れます。

成分含有量

すっぽんはビタミンB2が豊富で、100gあたり0.41mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の31.5%に相当します。

すっぽんのアルギニンと亜鉛で傷を治す

成長ホルモンが不足すると傷の治りが遅くなる

指先やつま先の皮膚がひび割れた場合、傷の修復が必要です。
傷口の修復には、たんぱく質の合成を促進する成長ホルモンの分泌が必要ですが、加齢と共に分泌が減少するので、傷の治りが遅くなります。

すっぽんは成長ホルモンの分泌を促す作用がある非必須アミノ酸のアルギニンが豊富で、傷の修復を早める効果があります。
また、傷の修復には細胞分裂が必要ですが、すっぽんに豊富な亜鉛は皮膚の細胞分裂を活性化する作用があり、アルギニンと共に傷口の修復に効果を発揮します。

まとめ

指先やつま先のひび割れや肌荒れは、血行不良で指先の末梢まで栄養が行き渡らず、皮脂の分泌不足で肌が乾燥し、角質層が硬くなるのが原因です。
すっぽんに豊富なビタミンB群やビタミンE、必須脂肪酸のEPA・DHAは、ドロドロの血液の原因となる血中の中性脂肪やLDLコレステロールを減らし、血行を促進します。
また、すっぽんに豊富なビタミンB2は、皮脂の分泌の調整を行う成分なので、皮脂の分泌不足による乾燥肌から指先を守ります。

さらに、すっぽんはひび割れてしまった傷口の修復を促進する、アルギニンや亜鉛も豊富です。
毎日すっぽんの栄養素を手軽に摂取できるサプリメントを活用することで、指先やつま先が潤い、ぱっくり割れが減らせます。

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