※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

すっぽんで冷え症対策

すっぽんで冷え症が改善する

手足の末端が冷え、時には痛みを伴う冷え症。
冷え症は特に女性に多く、成人女性の半数は冷え症に悩んでいると言われ、手足を温めたからと言って冷え症が改善されるわけではありません。
古くから滋養強壮や疲労回復に効果があり、スタミナ料理として人気のすっぽんを食べると、体がポカポカして温まります。

それは単にすっぽん料理が温かいだけではなく、すっぽんの栄養素に体を温める成分が豊富だからです。
そのため、すっぽんは冷え症対策に良い健康食品と言われています。
今回は、すっぽんで冷え症対策ができる理由についてお話します。

冷え症とは

冷え症は、血流が悪化し末梢の毛細血管まで暖かい血液が届かないため、血管が委縮し手足が冷える症状です。
特に女性の場合は、男性に比べエネルギーを作り血液を送り出す筋肉が少ない上、脂肪も大いので冷え症が多くなります。
脂肪は体温を保温する役割がありますが、一度冷えると温まりにくい性質があるので、脂肪の多い女性は冷え症になりやすい傾向があります。

冷え症が原因の諸症状

冷え症がひどくなると、筋肉が硬くなり血管をさらに収縮して頭痛や肩こりを発症します。
収縮した血管は血行を悪化させるので、むくみや肌荒れの原因になります。
また、内臓が冷えるので、下痢や便秘を引き起こし、基礎代謝も低下するので肥満になりやすくなります。
さらに女性の場合は基礎体温も低下するので、生理不順になります。

冷え症の原因

冷え症の原因は様々ですが、主に以下の理由が挙げられます。

・貧血
貧血は、体内で酸素を運ぶ赤血球の主成分であるヘモグロビンの生産が少ないため起こります。
酸素は体温を保つエネルギーの生産に必要で、十分な酸素を供給できないとエネルギーの生産力が低下して冷え症を発症します。
特に女性の場合は月経があるので、貧血に悩まされる方が多いのが実情です。

・自律神経の乱れ
自律神経は、血流や呼吸、消化吸収、内分泌など、自分の意志ではコントロールできない生理機能を調整する器官です。
ストレスや生活習慣の乱れなどで自律神経が乱れると、血管の収縮がコントロールできなくなり冷え症を発症します。

特に女性の場合は、更年期を迎えると女性ホルモンの分泌が急激に減少します。
女性ホルモンの分泌も視床下部が司っているので、命令通りに女性ホルモンが卵巣で作られないと視床下部が混乱し、連動して自律神経が乱れます。

・栄養不足
食欲不振や無理なダイエットで、体内でエネルギーを生産する栄養素を摂取しないと冷え症になります。

・ドロドロの血液
中性脂肪や悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール、高血糖など、血液がドロドロになると、毛細血管の末端まで血液が届かなくなるので冷え症になります。
・筋肉不足
血液を体内に送り出すのは、心臓だけではありません。
私たちが歩いたり、物を持ち上げたりする際に動かす筋肉の収縮も、心臓と同じようにポンプの役割を果たします、 女性の場合は男性に比べ筋肉の量が少ないので、ポンプ機能が弱く、冷え症になります。

・基礎代謝の低下
加齢や運動不足などで基礎代謝※1が低下すると、体温を保つエネルギーが生産できなくなるので冷え症になります。

※1 基礎代謝とは生体を維持するために、運動しなくとも消費するエネルギーのこと。

すっぽんは冷え症を改善する栄養が豊富

冷え症は主に血流の悪化が問題です。
すっぽんは古くから漢方薬としても用いられ、その薬効の一つに血の改善があります。
また、すっぽんは各種アミノ酸やビタミン類、ミネラルなどを豊富に含有しています。
すっぽんのどの栄養素が冷え症を解消するのか、詳しく見てみましょう。

すっぽんで貧血を改善し冷え症解消

すっぽんは冷え症の原因となる貧血を改善する栄養素が豊富です。
ヘモグロビンに必要不可欠な成分が必須ミネラルの鉄で、日本人の食生活で不足しがちな栄養素です。
また、ヘモグロビンの合成には良質なたんぱく質、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12、そそしてビタミンCが必要ですが、すっぽんはこれらの栄養素を全て含有しています。
すっぽんを摂取すると、ヘモグロビンの合成が促進され貧血が改善し、冷え症が解消されます。

成分含有量

すっぽんは100gあたり0.9mgの鉄を含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の12%に相当します。

すっぽんで自律神経を整え冷え症改善

脳内環境を整え自律神経の乱れを改善
セロトニンが自律神経を沈静化させる

ストレスなどで自律神経が乱れている場合は、脳内ホルモンのセロトニンやGABA(ギャバ)を生産する必要があります。
別名「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、精神の鎮静作用のあるGABAは抑制性の脳内ホルモンで、ストレスで興奮状態の自律神経を鎮静化させる作用があります。

セロトニンの生産には必須アミノ酸のトリプトファンとビタミンB6、GABAの生産には非必須アミノ酸のグルタミン酸が必要で、すっぽんはこれらの栄養素を含有します。
また、別名「神経のビタミン」と呼ばれ、すっぽんに豊富なビタミンB12は神経細胞の修復や再生を行い、自律神経の乱れを改善する作用があります。

亜鉛で女性ホルモンの分泌を促進し自律神経を正常化
女性ホルモンの減少は自律神経の乱れを招く

個人差はありますが、女性は35歳を境に急激に女性ホルモンの分泌が低下し、50歳を迎える頃には誰もが閉経を迎えます。
女性ホルモンの生産は卵巣で行われますが、その指令を出すのは脳の器官の視床下部です。
視床下部は自律神経も支配下に置いているので、卵巣で生産される女性ホルモンの分泌が減少すると視床下部が混乱し、連動して自律神経も乱れます。

亜鉛が不足すると女性ホルモンが減少する

卵巣で性ホルモンの分泌が減少する理由の一つが、亜鉛不足です。
亜鉛は日本人の食生活で不足しがちな栄養素で、各種たんぱく質やホルモンの合成に必要不可欠な成分です。
卵巣で亜鉛が不足すると、卵子の成熟が遅れ、女性ホルモンの分泌も減少します。

すっぽんを摂取すると、卵巣で生産される女性ホルモンの量が増え、視床下部の混乱が解消して自律神経が正常化します。

成分含有量

すっぽんは100gあたり1.6mgの亜鉛を含有し、これは成人女性が1日に必要な摂取基準の20%に相当します。

ビタミンB群でエネルギーを生産し冷え症解消

ビタミンB群不足が冷え症を招く

エネルギーの生産に必要なのは、糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素だけではありません。
体内でエネルギーを生産する器官は肝臓ですが、肝臓にビタミンB群が不足するとエネルギーの生産効率が悪化し、冷え症になります。
ビタミンB群は肝臓で三大栄養素をエネルギーに代謝※2する際に、補酵素として作用する栄養素です。

※2 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変えること。

すっぽんは主に糖質を代謝するビタミンB1、主に脂質を代謝するビタミンB2、三大栄養素を代謝し体内のエネルギー生産の6割に関与するナイアシンなどビタミンB群が豊富です。
すっぽんでビタミンB群を補うと、肝臓のエネルギー生産量が増え、冷え症を解消できます。

血液をサラサラにして冷え症解消

血液をドロドロにする中性脂肪とLDLコレステロール

血液がドロドロになると毛細血管の末端まで血液が送られず、冷え症になります。
血液をドロドロにするのは、肝臓の脂肪を代謝して生産される中性脂肪や悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールです。

すっぽんのビタミンB2は主に脂肪をエネルギーに代謝する栄養素なので、すっぽんを摂取すると肝臓の脂肪が減少し、血中の中性脂肪やLDLコレステロールが減少します。

また、すっぽんに豊富な油に溶ける脂溶性の抗酸化物質であるビタミンEや、ω-3系不飽和脂肪酸のEPA(エコサペンタエン酸)・DPA(ドコサヘキサエン酸)も豊富です。
これらの栄養素も脂肪の燃焼を促進し、血液中の中性脂肪やLDLコレステロールを減らす作用があります。
すっぽんを摂取すると、これらの栄養素の作用で血液がサラサラになり、毛細血管の末端まで血液が循環するので冷え症が解消できます。

筋肉を増やしポンプ機能を強化し冷え症解消

すっぽんのアミノ酸で筋肉増強

筋肉を増やすには適度な運動以外に、良質なたんぱく質の摂取と成長ホルモンの分泌が必要です。
すっぽんは体内でたんぱく質を作るために必要な、9種類の必須アミノ酸が全て揃っています。
その中でも筋肉の生産に必要なのはBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンと、非必須アミノ酸のアルギニンです。

これらのアミノ酸は運動中に血中のブドウ糖がエネルギーとして消費され尽くすと、筋肉を分解してエネルギーとして最初に使用されるアミノ酸です。
すっぽんでこれらのアミノ酸を補うと、運動中の筋肉の分解が抑制され、さらに運動後の筋肉の肥大化を促進する作用もあります。

アルギニンで成長ホルモンを増やし筋肉増強

また、アルギニンは運動中に分泌され、筋肉のたんぱく質の合成を促進する成長ホルモンの分泌を促進する作用もあります。
その結果、筋肉が肥大化し、心臓の代わりとなるポンプ機能も向上するので血流が促進し、 さらに基礎代謝も向上してエネルギーの生産力も増えるので冷え症が改善されます。

まとめ

冷え症は血流の循環が悪化し、毛細血管の末端まで暖かい血液が到達しないために発症します。
すっぽんは、冷え症の原因となる諸症状を改善する栄養素が豊富です。
ビタミンB群はエネルギーを生産するばかりではなくドロドロ血液の原因となる脂肪を減らし、ビタミンEやEPA・DPAも血流をサラサラにするので血流を促進します。
すっぽんに豊富な鉄は貧血を改善し、BCAAやアルギニンは心臓の代わりにポンプ機能のとなる筋肉を増し血流が促進するので冷え症が改善します。

高級食材のすっぽんを毎日摂るのは難しいですが、すっぽんのサプリメントであれば冷え症改善栄養素の補給が手軽にできます。
すっぽんのサプリメントを冷え症対策に上手に活かし、体質改善にお役立てください。

あなたにオススメのコラムRecommend