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しじみを通販で購入するメリット

通販なら全国のしじみを購入することができる

ヤマトシジミは、産地によって味や粒の大きさが違う

日本で採れて市場に流通しているしじみは、ヤマトシジミがほとんどです。
同じ種類のしじみでも、産地によって若干味が変わってきます。
しじみの漁獲量が多い県と言えば、島根県(宍道湖)や青森県(小川原湖、十三湖)があります。

島根県産と青森県産のしじみは味が違う

島根県宍道湖で採れたしじみは、旨味が多く濃厚な味であるのに対して、青森県産のしじみは、大きくて味がさっぱりしている、というように産地によって味や大きさが変わってくるのです。
一般的には、島根県の宍道湖のように、潮の満ち引きが大きい場所で育ったしじみは肉厚で濃厚な味になり、青森県の小川原湖のように海までの距離が長く潮の満ち引きの影響をあまり受けない場所で育ったしじみは、さっぱりとした味になるようです。

北海道の「幻のしじみ」は大粒

例えば、北海道の大樹町生花苗沼で採れるしじみは、「幻のしじみ」と呼ばれています。
味は濃厚で大きいものでは、5センチ以上にもなる大粒のしじみです。

このように、同じヤマトシジミでも産地によって味や大きさが違うので、「いろいろなしじみを食べてみたい!」という人は、産地が限られているスーパーなどよりも、日本全国のしじみが購入できる通販がオススメです。

通販ならセタシジミも購入できる

セタシジミは、琵琶湖だけに生息する固有種です。漁獲量も少ないので関東のスーパーなどではほとんどお目にかかることはなく、滋賀県の一部のスーパーなどで販売されている程度です。
セタシジミは、寒シジミとも呼ばれ、冬が旬であるシジミです。
通販なら、関東の人でも気軽にセタシジミを購入できます。

下処理をしなくても良い

スーパーなどでしじみを購入して調理すると大変なのが、しじみの砂抜きです。
生のしじみは砂抜きをしないと食べた時に、「ジャリッ」と砂を噛んでしまう危険性があるので、砂抜きが必須ですが、一般的には砂抜きをするのに2~3時間かかってしまいます。
通販のしじみは、既に砂抜きされた状態で販売していることが多いので、購入後すぐに調理をすることができます。

通販の方が鮮度が悪い?

通販でしじみを購入というと、鮮度はどうなの?という疑問が生じるかもしれませんが、基本的には通販のしじみでも鮮度に問題はありません。

しじみは冷凍保存で旨味やオルニチンが増える

というのも、基本的には通販のしじみは冷凍保存されて送られてきます。
一般的には、食品を冷凍保存することで多少鮮度が落ちるようですが、しじみは冷凍保存することで

旨味成分が吸収しやすくなる

しじみを冷凍すると、細胞が壊れることで旨味成分であるアラニンやグルタミン酸が吸収しやすくなり、美味しくなります。

オルニチンが増える

しじみを冷凍することで、しじみの代表的な栄養素であるオルニチンが増えるという研究結果があります。
マイナス4℃で20時間しじみを冷凍保存したところ、生のしじみに比べてオルニチンの量が8倍になったということです。

このようにしじみに関しては、冷凍保存によって鮮度が落ちるデメリットよりも、旨味(アラニン、グルタミン酸)や栄養素(オルニチン)が増加するというメリットの方が大きいように思えます。

産地直送の通販を利用しよう

また、流通経路が発展している現在では、インターネットの通販でも産地から生のしじみを直送してくれるようなサービスもありますので、それらを利用すれば、スーパーなどに並んでいるしじみよりも鮮度が良いものを購入することができます。
このようなことから、通販でしじみを買う際の鮮度に関してはそれほど気にする必要はありません。

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