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しじみの精神安定効果

しじみに精神安定効果がある理由

しじみに含まれるトリプトファンはセロトニンやメラトニンの生成を促す

トリプトファンとは?

しじみには、トリプトファンが含まれています。
トリプトファンとは、必須アミノ酸のひとつであり、セロトニンやメラトニンの原料となります。

セロトニンとは

セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれている神経伝達物質です。
セロトニン不足は、うつ病や、不眠症などの精神疾患に陥るリスクが高くなると言われています。
セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンと並ぶ神経伝達物質であり、ドーパミンやノルアドレナリンを調整して、不安感を無くし精神を安定させる働きがあります。

メラトニンとは

メラトニンとは睡眠ホルモンの一種です。
メラトニンの原料はセロトニンです。
メラトニンは、良質な睡眠をとるのに必要な成分であり、メラトニンが不足することで不眠症になるリスクが高まります。

つまり、トリプトファンが不足すると、セロトニンやメラトニンが不足するため精神を安定させるためには、トリプトファンが必要です。

しじみにはどれくらいトリプトファンが含まれている?

しじみには、100gあたり75㎎のトリプトファンが含まれています。
この含有量は、かなり多い方です。
トリプトファンは、必須アミノ酸であり体内で生成することができないので外部から摂取するしか方法はありません。
成人の一日に必要なトリプトファンの量は、体重×2㎎であると言われています。
三食しっかりとした食事をとっていれば、トリプトファンが不足するということは考えにくいですが、食事が不規則だと必要量に届かないこともありますので注意しましょう。

しじみに含まれるオルニチンにはストレス軽減効果がある

オルニチンとは?

オルニチンとは、アミノ酸の一種で肝臓の機能を助ける働きがある成分です。

肝機能の助けると疲労が回復する

具体的には、肝臓においてアンモニアの代謝など肝臓の解毒機能を助ける作用や肝機能の低下が原因で起こる疲労に効果があります。
アンモニアが過剰に発生すると、疲労感が出ますからアンモニアを解毒する肝臓の働きを助けることは疲労の回復につながります。

全身の疲労感は、精神の不安定につながりますからオルニチンには、精神安定効果があります。

精神の安定を崩す要因の一つにストレスがあります。
実は、オルニチンは、ストレスの軽減にも効果があります。

検討試験の結果

ある検討試験の結果によると、オルニチンを含む食品を摂取したグループとそうでないグループに対してメンタルストレス負荷試験を実施したところ、オルニチンを含む食品を摂取したグループの方が、オルニチンによってメンタルストレスが軽減され、翌朝の疲労感も少なかったという報告があります。

このようなオルニチンの疲労回復効果、ストレス軽減効果によって結果的にオルニチンには精神安定効果があると言えます。

しじみにはどれくらいオルニチンが含まれている?

しじみには、100gあたり10.7~15.3㎎のオルニチンが含まれています。
しじみのオルニチン含有量は、数ある食材の中でも圧倒的に多いです。

しじみに含まれる豊富な栄養素が精神を安定させる

しじみには豊富な栄養素が含まれています。
例えば、しじみに含まれるグルタミン酸はオルニチン同様に肝臓の働きを助けますし、シジミに含まれるビタミンB6や鉄分も精神安定に不可欠なセロトニンの生成を助ける働きがあります。
オルニチンやトリプトファン以外にも、しじみに含まれる様々な栄養素には精神安定効果があります。

まとめ

しじみには、精神安定に必要な栄養素が数多く含まれています。
セロトニン生成を助けるトリプトファン、ビタミンB6、鉄、肝臓の働きを助けるオルニチン、他にも、しじみに含まれるカルシウム、マグネシウムなどのミネラルにも精神安定効果があります。
このようにしじみには、豊富な栄養素が含まれていてそれぞれの相乗効果によって多方面から精神を安定させる効果があります。

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