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しじみに含まれるビタミンE

ビタミンEとは?

ビタミンには、水溶性のものと脂溶性のものがあります。
水溶性ビタミンの代表がビタミンCであり、脂溶性ビタミンの代表がビタミンEです。

ビタミンEの効果は?

ビタミンEの効果は、以下のとおりです。

抗酸化作用がある

ビタミンEの最も有名な効果は抗酸化作用です。

抗酸化作用とは

抗酸化作用とは、活性酸素から細胞を守る働きです。
活性酸素は、体内で酸素を利用する過程で自然に発生するもので体内に侵入した細菌などを取り除く働きがある一方で、過剰発生すると体内の細胞を酸化させる働きがあります。
この活性酸素の発生を抑えるのが、抗酸化作用です。

活性酸素が増えることで具体的に起こる症状は、

  • 老化
  • シミ、そばかす、シワの増加
  • 動脈硬化、糖尿病、がん、老人性痴呆症のリスクの増加

などが挙げられます。
ビタミンEを摂取することで、抗酸化作用によってこれらのリスクを低下させることが出来ます。
シジミには、健康的効果だけでなく美容効果があるといわれるのは、シジミに含まれているビタミンEに抗酸化作用があることが理由のひとつとして挙げられます。

LDL(悪玉)コレステロール値を下げ、HDL(善玉)コレステロール値を上げる

ビタミンEの一種であるトコトリエノールは、LDL(悪玉)コレステロール値を下げ、HDL(善玉)コレステロール値を上げるという働きがあります。

LDL(悪玉)コレステロール値が高いと

LDL(悪玉)コレステロール値が高いと、脂質異常症、動脈硬化、脳卒中、狭心症・心筋梗塞、動脈瘤、高血圧、糖尿病、痛風、脂肪肝、等の症状が出るリスクが高まりますから、ビタミンEがLDL(悪玉)コレステロール値を下げ、HDL(善玉)コレステロール値を上げることで上記のような病気になるリスクを低くします。

血管の健康を維持する

ビタミンEには、毛細血管の血流をよくする働きや、血中のコレステロールが酸化することを防ぐ働きがあります。
このようなビタミンEの働きによって、冷え性や肩こりの改善、動脈硬化のリスクの低下に期待できます。

シジミにはどれくらいのビタミンEが含まれている?

シジミに含まれているビタミンEの量は、100gあたり1.6㎎です。
成人男性のビタミンEの摂取目安量は1日6.5㎎程度ですから、シジミを100g摂取するだけで、一日で必要な量の4分の1程度は賄える計算です。

ビタミンCとビタミンEは相性が良い?

ビタミンEには、抗酸化作用がありますがビタミンE自体は酸化しやすい成分です。
活性酸素を取り除いた後は、抗酸化作用がなくなります。

このように無力化したビタミンEを助ける働きがあるのが、ビタミンCです。
無力化したビタミンEはビタミンCと結びつくことで再び抗酸化力を持つことが出来ます。

このような理由からビタミンEとビタミンCは非常に相性が良く、相乗効果も見込めます。
シジミには、ビタミンCも含まれていますから、ビタミンEの働きを最大限発揮させることが出来ます。

まとめ

シジミには、ビタミンEが含まれています。
ビタミンEは、生活習慣病を始めとする病気の予防という健康面での効果や、アンチエイジング効果など美容面の効果もあります。
つまり、シジミは、美容面、健康面の両方に効果がある食材なのです。
シジミのビタミンE含有量は100gあたり1.6mgです。
ビタミンEと相乗効果を見込めるビタミンCも含まれています。

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