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しじみが目にいいと言われる2つの理由とは?

しじみが肝臓を健康にするから、目も健康になる

肝臓と目の関係

東洋医学では、目に不調が出るときは、肝臓が不調である可能性が高いと言われています。
肝臓には、血液を浄化するという働きがあります。
目は、血管が多い組織です。

肝機能が低下すると目が充血する

例えば、お酒を飲んだ時に目が充血する人がいると思いますが、お酒を飲むと目が充血する理由は、目の毛細血管の血流がアルコールによって良くなることで起こります。
血流が良くなる、と聞くと「良いことなのでは?」と思うかもしれませんが、目の充血は、目に何らかの負担がかかっているサインです。適量のお酒であればアルコールの血管拡張作用で一時的に血流が良くなっているので、そこまで問題はありません。ですが、翌日にも目が充血している場合、肝臓のアルコール解毒機能が間に合わず、アルコールが全身を巡ることで、目にも負担をかけていると言えます。
このように肝機能が低下し、アルコールの代謝機能が低下すれば目の充血が起こりやすくなります。

肝臓の機能の低下によって、血液の量が不十分になったり、血液の質が落ちることで目の健康も損なわれますから、肝機能を正常に働かせることは、目の健康に重要なことです。

また、肝機能が低下すると体に疲労が蓄積します。
疲労の蓄積は目にも悪影響を及ぼし、眼精疲労の原因となります。
このように肝臓の健康を保つことは、目の健康を保つことにつながるのです。

しじみには肝臓に良い栄養素が多く含まれている

しじみには、以下の肝機能の向上に効果的な成分が含まれています。

オルニチン
肝機能とオルニチンサイクルの関係

オルニチンは、肝臓において有害なアンモニアを無毒な尿素に合成するオルニチンサイクルを構成する成分です。
アンモニアは体内でタンパク質を代謝したときに発生する副産物です。細胞内に入り込み、エネルギーを生産しているミトコンドリアの働きを阻害します。アンモニアによって肝細胞内のエネルギー生産が滞ると、肝臓が働くためのエネルギーが不足するということですので、肝臓のあらゆる機能の低下に繋がります。

しじみからオルニチンを摂取することで、アンモニアを解毒するオルニチンサイクルを活性化させ、肝機能の低下を防ぐことができます。

タウリン


タウリンは、肝臓において以下のような働きをします。

アルコールの代謝をサポートする

アルコールは肝臓においてアセトアルデヒドに分解されます。
アセトアルデヒドは、二日酔いの原因とされる成分で、体にとって有害ですから、更に体に無害な酢酸に分解されます。
アセトアルデヒドの分解は、酵素の働きによりますが、タウリンはこの酵素の働きを助ける効果があります。

肝細胞の修復を促す

肝臓は、解毒作用や代謝をする過程でダメージを受けやすい臓器です。
肝臓は再生能力が高い臓器ですが、肝臓への負担が大きいと修復が追い付かなくなります。
タウリンは、肝細胞がダメージを受けた時に肝細胞の再生を助けるという効果があります。

胆汁の分泌を促進する

胆汁とは、肝臓で生成され、脂肪の消化・吸収を促す働きや体内の老廃物を体外へ排出する働きがありますから、胆汁の分泌は肝臓の解毒作用や代謝機能と大きく関わっています。
タウリンが、胆汁の生成を促進することで肝臓の働きを助けてくれます。

脂肪肝を予防する

脂肪肝とは、肝臓に脂質が蓄積し、肝臓全体の細胞の30%以上が脂肪化している状態のことです。
脂肪肝になると、肝硬変や肝臓がんに進行する危険性があるので注意が必要です。
タウリンには、中性脂肪の排出を促す働きがあるため、脂肪肝の予防・改善に効果的な成分です。

ビタミンB群

肝臓では、いろいろな代謝が行われますが、ビタミンB群は三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)の代謝に必要な栄養素です。
ビタミンB群が肝臓の代謝を助けることで肝臓の負担を減らします。

アラニン

アラニンは、アミノ酸の一種で、肝臓で行われるアルコールの代謝を促進する働きがあります。
また、アラニンは肝臓の再生を促進する働きもあります。

このように、しじみには肝機能の向上に効果的な成分が多く含まれていますから、目の健康を保つために効果的な食材と言えます。

しじみに含まれるビタミンB群が目の健康を保つ

ビタミンB群は、目の健康を保つ効果があります。
ビタミンB群の中でも、特に目に良いのは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸です。

ビタミンB1

ビタミンB1は、筋肉の疲れを解消する効果や視神経の働きを良くする働きがあり、疲れ目に効果的な成分です。

ビタミンB2

ビタミンB2は、皮膚などの粘膜を保護する働きがあります。
眼球や角膜、結膜の保護に必要不可欠な成分です。

ビタミンB6、葉酸

目を構成する組織のほとんどは、コラーゲンが含まれています。
ビタミンB6や葉酸は、コラーゲンの生成をサポートする働きがあります。
また、ビタミンB6は、皮膚や粘膜の再生、神経伝達物質の合成に関わり、眼精疲労や視力低下を予防する効果があります。

ビタミンB12

ビタミンB12は、造血に関わっています。
目には、多くの毛細血管がありますから、ビタミンB12が不足し血液不足になることで目に必要な栄養や酸素が足りなくなり、目の新陳代謝が低下します。
また、ビタミンB12は、視神経の機能を正常にする働きもあります。

このようにビタミンB群は、目の健康を保つためには必須の成分ですから、ビタミンB群が不足することは避けなければなりません。
しじみには、ビタミンB群が多く含まれていますから、しじみを摂取することでビタミンB群が不足することを防ぐことで目の健康を保つ効果があります。

まとめ

しじみを摂取することで、

  • 肝機能を向上させることで、間接的に眼精疲労や目の充血を改善する
  • しじみに含まれているビタミンB群の効果により直接的に目に良い効果を与える
  • という効果がありますから、しじみは目の健康を保つのに効果的な食材です。

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