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しじみが花粉症に効果があるって本当?

花粉症のメカニズム

花粉症とは、一種のアレルギー疾患です。
スギやヒノキなどの花粉が目や鼻の粘膜に付着することで抗体が作られ、抗体がある限度まで増えると、免疫反応を引き起こすヒスタミンという物質が放出されます。
ヒスタミンが放出されて体内の花粉を外に出そうとする働きが強まると、

  • 目の充血・目のかゆみ
  • 鼻詰まり・くしゃみ
  • 頭痛

などの症状が現れます。
簡単に言うと、ヒスタミンは、花粉から体を守ってくれているわけで、その反応として花粉症の症状が出るということです。
しかし、本来花粉は私たちにとって有害な物質ではありません。免疫細胞が花粉を有害物質と勘違いして、過剰に反応してしまうことで花粉症が起こります。これは花粉症を含む様々なアレルギー反応にも言えることで、一種の免疫の異常とも言えます。

しじみが花粉症に効果的である理由

メチオニンが花粉症の症状を軽くする

しじみにはメチオニンが含まれています。
メチオニンは体外から摂取しなければならない必須アミノ酸のひとつで、

  • アレルギーの改善
  • 肝機能の向上
  • うつ病の改善

などに効果的な成分です。
アレルギーの原因は、肥満細胞から放出されるヒスタミンですが、メチオニンはヒスタミンを抑える働きがあるため、メチオニンを摂取することでヒスタミンを抑えることができます。
これにより、花粉症の症状を軽減する効果が期待できます。

良質な睡眠は花粉症を軽減する

花粉症の原因は、免疫の異常であると説明しました。
睡眠不足は、免疫バランスを崩し花粉症を悪化させる要因です。
ですから、睡眠不足を回避し良質な睡眠をとることは、花粉症対策として有効です。

肝機能の向上は良質な睡眠につながる

肝機能が低下すると、自律神経に悪影響を及ぼし、熟睡ができないなどの症状が出ることがあります。
良質な睡眠をとるためには肝臓の機能を低下させないようにしなければいけません。
しじみには、タウリンやオルニチンを始めとして肝機能の向上に効果的な成分が多く含まれています。
上記しましたメチオニンも肝臓に良い成分ですね。
また良質な睡眠をとるために重要であるトリプトファンという成分も含まれていますから相乗効果が期待できます。
(トリプトファンは、眠気を誘うホルモンであるメラトニンの材料になります。

しじみを摂取して肝機能を向上させ、更にトリプトファン不足によるメラトニン不足も防止することで、良質な睡眠をとることができます。
このような理由から、しじみを摂取することは花粉症対策として有効です。

ビタミンB群が花粉症の症状を軽減

しじみには、ビタミンB群が含まれています。
ビタミンB群(特にビタミンB2)には、粘膜や皮膚を保護する働きがあります。
これらの働きにより、花粉症による皮膚や粘膜の炎症などのダメージの回復に効果が期待できます。

まとめ

しじみには、

  • 花粉症の症状の原因となるヒスタミンを抑える成分メチオニンが含まれている
  • オルニチンやタウリンなどの成分による肝機能向上効果やトリプトファンの働きによって、良質な睡眠をとれる効果がある
  • ビタミンB群の働きによって花粉症によってダメージを受けた皮膚や粘膜の回復を早める

ことから、しじみを摂取することで、花粉症の症状を軽減する効果に期待ができるのです。

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